ナルコレプシーです、お見知りおきを

世界で日本人が一番多い過眠症、ナルコレプシーに関係あること、ないこと。

学生さんに向けた話。社会人になってから過眠症は今よりもシンドイよ。

学生のときの居眠りが懐かしい

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学生のうちは、自分の過眠にそこまで危機感を持っていない人も少なくないでしょう。

実際私がそうでしたから。「平均よりはすぐ寝てしまう、平均よりは眠る回数が多い」程度に思っていました

理由は、みんな寝てますもの。授業中でもなんにしても、眠っている人は一定人数いましたもの。「さっき寝ちゃったよー」という会話はそんなに珍しいことではなかったですもの。

「居眠り」という単語は好意的ものでないと、皆わかっているはずです。それでも学生のうちは、1日中、1コマも、一瞬も眠らずに過ごす人の数はそんなに多くないと思われます。

 

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目次

 


「社会人」になると違う。居眠りは完全なる「悪」になる

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働き始めてから知る新たな事実

会社にいる間は、仕事している間は、大多数の皆様は眠りません。(表向きは)一瞬たりとも。

我慢するんですって。過眠症ではない人は眠いのを我慢出来るんですって。ワタシのような過眠症持ちには未知の領域です。男脳女脳が分かり合えないこと以上にわかりません。眠気は我慢する。それが世間一般の「オトナ」と呼ばれるものらしいです。

今、同じ学びで退屈だからと眠っているあの人達も、卒業後は退屈でも起きています。この先、あなたが眠ると非難してくるその人は、学生時代は居眠り常習者だったかもしれません。変わり身、激しいですね。

(実際には大なり小なりの居眠りは存在するとの噂ですが、相対的にみてワタシたちの方が多いので、非難はこちらに向きます)

ワタシたち、過眠症の人間は変われません

学生のときから眠ろうと思って眠った訳ではないし、社会人になって仕事中に寝ようと思った訳でも、怠けた訳でもありません。それでも周囲の反応は、急激に、唐突に変わります

自分もわかっているんです。学生のときからずっと。「この場面では眠ってはいけない」と。しかし未だ抗えたことはありません。自ら施した痛覚でも起きていられません。ずっとそうやって生きているんです

学生のうちは周りが五十歩百歩なので、そこまでの負い目は感じずに済んできました。

社会人になると負い目どころでは済みません。会社・上司の評価、周りの蔑んだ目、お客様対応時の印象、運が悪いと解雇される恐れもあります。それだけでなく、職業によっては事故を起こしてしまうかもしれません。

マイナス面は挙げたらキリがありません。それだけ劇的に、残酷なまでに周囲は変化します


対応策は、まず「睡眠に関して、自分は周りとは違うんだ」と自覚すること

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周りと同じようにしていては、眠ります。確実に

ナルコレプシーで(対症治療をしていないので) あれば特に、一日数回の仮眠は必要なことです。「気合い」と呼ばれるもので周りと同じように起きていようとするのは諦めましょう。やってみるだけ無駄です。そうしているうちにも寝落ちますよ。

なので自分が出来る範囲のこと、どうしたらいいのかを考えてください。その上で対症薬を飲む生活も選択、飲まない生活も選択です。

自分が過眠であることを考慮した上で今後を決めてください。学生のうちであれば職業・会社選択にも修正がききやすいです。就職してからどうにかしようと思うと大変な作業になります。

念のためお伝えしますが、眠ると(自分の)身体が危険な職業と、(他人を)危険にしてしまうものは絶対に避けてください。(例:高所作業、ドライバーetc)


経験からの情報

ナルコレプシーで眠くなった場合。自由なタイミングで5~15分程度の仮眠をとれる環境であり、かつなにかしらの事故を起こす危険がない職場であれば、対症薬なしでも切り抜けられるかもしれません。同じナルコレプシーでも眠気に程度があるようなので、確実にとは言い難いですけれども。

私の場合、公に仮眠できなかったので、トイレの個室で眠っていました。一応なんとかなっていました。一応。

公の仮眠が容認されていない場では、眠らないようにすることで神経が擦り切れる可能性もあります。私は擦り切れました。これも個人差があるでしょう。

また、ルーチンワーク(毎日決まった作業) よりは、日々変化がある仕事の方が眠気が生じる可能性が下がります。適性は性格的な問題もありますが、参考までに。

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まとめ

  • 学生が授業中にする「居眠り」と社会人仕事中にする「居眠り」とは重みがまったく違います

 

  • 「周りも寝てるしー」と思っていても、数年後には裏切られます。みんな眠らなくなり、眠るのは自分だけになります

 

  • 過眠の可能性を疑っているなら、なお、学生のうちに今後の対応を考えてください!!!!

 

病気の症状が原因で心の病気を併発してしまう方も少なくないそうです。打ちひしがれる方が減少するようにと、お伝え申し上げています。


 


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