ナルコレプシーです、お見知りおきを

世界で日本人が一番多い過眠症、ナルコレプシーに関係あること、ないこと。

「夢遊病」と、ナルコレプシーの「自動症」の違い

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前回記載しました「自動症」について。その記事に夢遊病との違いについても盛り込もうとも思いましたが、内容の軸がブレる関係で分けました。

ナルコレプシーの自動症とは

起床し、活動している最中に眠ってしまったときに生じること。活動している延長のことを続けてしまうこと。


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目次

 


.夢遊病って何?

睡眠時遊行症というのが正式名称で、夢遊病・夢中遊行症と呼ばれることがあります。
眠っている間に起き上がって、家の中を歩き回ったりするなどの症状が見られます。
ベッドから起き上がり、無表情で家の中を歩き回ったり、人によっては食事をしたりする人もいます。

しかし最終的には、何事もなかったかのようにベッドに戻って眠ってしまいます。
症状は眠り始めてから1~3時間後くらい、つまり深い眠りの間に起きることが多いです。

夢遊病について今わかっていること 引用


両者の違いについて

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いずれも睡眠時に生じる点、この症状の発作が出ている最中に行ったことをほとんど覚えていない点については共通しているといえるでしょう。しかし共通していることよりも違うことの方が大きいです。

当事者としては「全然違うよぉぉぉ!!」と思っていますが、主張だけではなく、理由を伴って主張します。

違うこと

《いつ生じるか》

ナルコレプシー: 起床し、活動している最中。極度に眠くなっても尚、活動を続けようとしたとき

夢遊病就寝した後自主的に睡眠を摂っている最中

ここでの大きな違いは、当人が起き続けようとしているか、睡眠を摂ろうとしているかです。

《どんな動作か》

ナルコレプシー:自動症が生じるギリギリまで行っていた動作を続ける。複雑な動作はできない

夢遊病:発作が出てから、就寝場所から起き上がり、新たに動作をし始める。覚醒時にも行える範囲の複雑な動作も可能

《発作時間》

ナルコレプシー数秒~数分

夢遊病15分程度。1時間未満

《発作の後》

ナルコレプシー:覚醒するか、椅子に座って寝落ちるか (倒れることはない)

夢遊病:自力でベッドに戻り、就寝する

上述の通り、症状だけでもナルコレプシーの自動症と、夢遊病は全く別物ですね。

この症状が出たときの影響についても付け加えますと、発作が起きるのは「夢遊病」は基本が就寝時です。なので、発作の最中に何かしらの影響があっても、家の中で済むことがほとんどのようです。「自動症」の場合は日常生活の活動中、TPOに関わらず生じるので、仕事中に生じることだってありうるのです。どんな影響が出るかは、日によって変わりますが、毎回大なり小なりの不都合も同時に生じます

これらを踏まえて改めて主張します。夢遊病とは「全然違うんだよぉぉぉぉぉl!!!!!!」


補足:夢遊病はどんな人に生じるのか

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夢遊病は、歩くことが可能な年齢になったら、誰にでも起きる可能性がある睡眠障害です。4歳~8歳が発症のピークですが、成長するにしたがって自然に消失することがほとんどです。また、4%程度の子どもには夢遊病がひんぱんに生じるとの研究報告もあります

 

脳が成長を終える段階になれば、症状は自然消失するということです。実際、思春期になる前には夢遊病の症状はほとんど出なくなります。

上記の理由もあって、夢遊病は積極的に治療する必要はないとされています。

しかし、治療をしたほうがいいケースもあります。ひとつは大人の夢遊病です。子どもに発生しやすい夢遊病ですが、大人がかかることもまれにあります

子供によくみられる『夢遊病』の具体的な症状&原因、そして治療法 引用(上記2つ)

「発症する多くが子供で、思春期を越えると自然消失する。しかしストレスが要因になって大人にも発症することはありえる。大人の場合は、車の運転のように子供に比べて複雑な動作をすることが可能なため、治療することが奨められている。」

ちなみに、ナルコレプシーは思春期頃に発症する人が多い疾患です。そして大人になっても継続します。


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