ナルコレプシーです、お見知りおきを

世界で日本人が一番多い過眠症、ナルコレプシーに関係あること、ないこと。

睡眠外来で行う検査の話 ~PSG編~

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これから複数回は睡眠外来に行ったらどんなことをするのかを焦点に当てようと思います。

日中の眠気を訴えて来院した人の場合、原因は夜間の睡眠にあるものと考えられることが多いです(他は薬物とか)。そのため問診だけで診断が下ることはなく、検査をする必要があります

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目次

 


睡眠外来で行なう検査

どんな検査を実施するかの判断は医師によるものですが、昨今ではたいていこの2種類に決定します。

  • 終夜睡眠ポリグラフ(PSG)検査
    • 一泊二日で、夜間の睡眠を測定する。入眠潜時、睡眠の深さと質、睡眠中断を引き起こす症状(睡眠時無呼吸症状、むずむず脚症状、不随意運動(手脚の瞬間的けいれん)など)の有無などを測定する。
  • 反復睡眠潜時検査(MSLT)
    • 通常、終夜睡眠ポリグラフ検査の翌日(日中)に、2時間程度の間隔で複数回繰り返して検査を行う。入眠潜時の長短、睡眠開始時レム睡眠期(Sleep-onset REM period, SOREMP)の出現有無、夢見の有無(被験者申告)を測定する。
    • 日本においては2008年4月より、ナルコレプシー特発性過眠症の眠気水準の検査を目的としたMSLTに対して保険が適用されるようになった[1]

睡眠ポリグラフ検査 - Wikipedia 引用

 

引用にも記載されているように通常は

夕方以降に来院 → 病院に一泊(PSG検査) → 翌日、MSLT検査 → 夕方以降に終了、帰宅

という流れで丸一日かけて検査が行われます。

今回は終夜睡眠ポリグラフ(PSG)検査についてつづります。

つまりそうです。PSGはRPG(ロールプレイングゲーム)の仲間ではありません。

翌日の検査についての記事はこちら

睡眠外来で行う検査の話 ~MSLT編~


検査の流れ (私が行った病院の場合) 

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 掲載元:病院でもらった案内書

 

※実際には顔と頭のセンサーが外れないように包帯が巻かれます

「夕飯は食べて来てね、病院来てから部屋で食べてもいいけどもあんまり時間ないよ」と言われていました。

18:00~ 検査前の準備

  • 来院、受付
  • 血圧、体温、脈拍測定 (体調を崩していたり、検査が難しい状態でないかを判断するためです)
  • 会計、部屋案内
  • シャワーや洗面などを済ます。(夕飯まだの人はこの間に)

 

19:00~ 順次、検査装置を装着

1日に複数名が検査入院していると「順次」です。

私は19時から取り付ける予告をされていました。

装置をつける時間は30分程度かかります。顔・頭が一番センサーが多く、他にも心電図や上体、脚、指にまでつきます。

何もせずにじっとしていなければなりません。このときは寝落ちそうになる時間でした。

~22:00までには消灯

眠くなったら22時よりも前に寝てもいいよ、けど就寝する前にナースコールをして知らせてね、というお達しです。

私は眠くて眠くて寝落ちそうだったので、21:20には就寝しました。

翌5~6:30 検査終了、順次起こしに来てくれます

一旦病院を出る関係で装置を全て外されました。

起床時間は確認しませんでしたが、装置を外し終わったのが6:30だったので、おそらく6:00頃に起床したと予測しました。

~7:30まで 身支度を整えて退出

朝ご飯を食べたら、今度は反復睡眠潜時検査(MSLT)です。この話は次につづります。


PSG、私の検査結果(一部)

臥床がしょう時間(ベッドに横になっていた時間) 546.0分(9時間6分)

総睡眠時間 515.0分(8時間35分)

入眠潜時(寝入るまでの時間) 10.0分

REM潜時(レム睡眠になるまでの時間) 1.5分

睡眠効率 94.3%(つまり翌日の活動に影響が出ないくらいしっかり睡眠がとれている)

一般的には眠ってから90分後に入るレム睡眠に1.5分後に入っているって…!! これが金縛り&幻覚の原因なんですね。数値として見ると改めて実感します。

寝入るまでの時間は一般の人ならば30~60分かかるらしいです。

睡眠の深さのパラメーターも数値で出ていましたが、ここでは割愛します。

他にも睡眠時に呼吸が止まっていないか、血液中の酸素量や、睡眠中に下肢がの筋肉がピクピクと動いていないかも同時に調べて結果が出ています。いずれも病的なほど深刻な数値ではありませんでした。

 

 


まとめ(検査日翌日のメモをもとに作成)

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PSG検査で自分が行うことといえば、眠ることだけです。痛くもないですし、コードの長さが十分にありますので、寝返りも自由にできました。それに眠るのは得意です。

後になって考えると、顔と頭が包帯で覆われていますし、アルコールや薬などを塗られて 最初の方は多少皮膚がヒリヒリするなど、違和感しかない非日常でした。

けれども、人間は環境に順応しやすい生き物です。ストレスを日常にする生き物です。なので心電図をはじめとする多くのセンサーの存在が自分の中の意識から消えて、あまり気になりませんでした

唯一最後まで気になったのは鼻の下につけていた呼吸を確認するためのセンサーですが、それすらもストレスではありませんでした。たとえストレスを感じていたとしても、それでも眠るからここにいるんです

色々装着していることを理由に、眠れない側の人はきっとこの場所に来ない

検査中寝ているときの不都合といえば。

寝るとき、横向きになって左手をうっかり顔の前に置いてしまうと、指につけていセンサー(酸素が巡っているか調べるもの)の赤いランプで目に入ってまぶしくてビックリしたくらいです。

 

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検査を受けるにあたってのアドバイス

時間が潰せるもの、暇を潰せるもの(できれば複数個)持っていくことをオススメします。

病院によって多少違うでしょうが、結構空き時間があります

その上、

「検査時間になるまでは寝ないで待っていてください」という非常に酷なことを言われます

眠いのが我慢することができないため、睡眠外来に行っているはずなのにおかしいな…。

なんて無理ゲーですか。病院の人に「消灯時間まで頑張って起きていて」と言われるとヒステリーしたくなりますね。でも実行する前にきっと寝ていますね。

なのでこれから検査に臨む方は、出来るだけ退屈と思う時間が少なくなるよう過ごせるものを持っていってくださいね


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