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女性に対する医療が必ずしも適切とは限らない

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アリソン・マッグレガー: 女性にとって医学に危険な面があるのは何故か?

現在の医療に男女差はない。どの医師も、性別に関わらず同じように診断し、同じように治療を行う。そのことに対するスピーチ

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内容まとめ(一部割愛)

私たちは皆医者にかかります。 医師が指示する検査や処方する薬は、科学的根拠に基づいたものだという信頼。盲目の信念ー薬は私たちを救うものだという信念の下、私たちは医者にかかるのです。

 

男性と女性は、身体の作り、生理機能などを含めてそれぞれ独自の構造を持っている

しかし現在の医療機関、製薬の研究は男性の身体を基準に行っている。研究する細胞、動物実験の検体、治験。どの研究段階でも男性または雄で研究が進められている

そのため、女性に投与したとき、不都合な服用量になってしまったり、容認できない副作用を生じさせてしまうことがある。何故ならば、女性の身体は独自の構造を持っているため。女性はただ、乳と膣を持った男性ではないため。

研究が男性を対象に行われる理由は第二次世界対戦後

人体実験に対して不当に行われないために、ガイドラインを設けた。その中で妊娠可能年齢期の女性がいかなる医学実験にも参加しないよう望むものがあったため。

→当時の科学者はよい「口実が出来た」と考えた。何故ならば男性の身体はかなり均一であり、男性のみの実験なら、データを混乱させるようなホルモン濃度の変動がないため。

したがってこう決められていた。

「医学実験は男性に嗜好され、その結果は後に女性に適応される」

 

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医学的に女性と男性が違う例 (氷山の一角)

《睡眠薬アンビエン》

アメリカ食品医薬品局は女性に限り、薬の服用量を半分にすることを推奨

女性の方が代謝が緩やかなので、翌朝まで薬が残ってしまう恐れがあるため。

発売から20年経ってからの発表だった。それまでの間、何億もの処方箋が女性のために書かれた。

《心臓疾患》

男性の訴える症状(典型的)

胸が押し潰される。胸に象がのっている様

女性の訴える症状(非典型的)

「ちょっと変なの」「十分空気が吸えていない感じ」「最近疲れやすくなった」

女性は人口の半分を占めているにも関わらず、彼女たちの訴える症状は「非典型的」という言葉を使われる

心臓疾患は男女共に死因の第一位であるが、女性の方は心臓発作を起こしてから1年以内で亡くなるケースが多い症状の違いは、女性の方が心臓周辺の血管が男性に比べて小さいので病変の仕方が違うため

《心臓疾患になる恐れがあるか調べる検査》

現在行われている検査は男性の身体に向け開発、研究されたもの。女性のリスクを測るには不十分である。

女性向け医療研究の必要性

子どもは小さな大人ではない。大人とは異なる生理機能を持っていることは既に知られているため、小児医療は特別に発達している

女性も子供と同じであるとわかった。女性は男性とは異なる生理機能を持っている。なので、小児医療と同じくらい、女性に対する医療も熱意を持って研究すべきことである

DNAの話

米国医学研究所はあらゆる細胞に性別があると発表し

XY、XX染色体は細胞分裂のときに精巣と卵巣を作るかを決定する。しかしそれだけではなく生涯ずっと働き続けている。それは受精の瞬間から、身体のあらゆる細胞にもジェンダーを与えている

→皮膚も、髪も、心臓も、肺もDNAによって特有の細胞になる。

薬を服用したときの男女差や、ある病気のかかりやすさ、重症度の違いはこれらのことが理由なのかもしれない

これから目指す医療について

ガンや脳卒中のような命を救う医療の分野に、利用できる男女間の差があれば医療が変わるだろう。

この知識は病気への理解を変えた。今までの医療は間違っていたことに気づいた。変化への最初の一歩は「気づき」である。

この先、患者の性やジェンダーにあった最適な医療が出来るよう、各ケースのデータを集める運動を行っている。大変な仕事ではあるが、これらの気づきはこれまでの医療を変える力になるだろう。対話は既に始まっている。

マーティン・ルーサー・キングjr.はこう言いました。

「変化とは必然という車に乗ってやって来るものではなく、絶え間ない苦闘の末に訪れるものだ。」

"Change does not roll in on the wheels ofinevitability, but comes through continuous struggle."

 


感想

自分は、一般よりも薬が効きやすのではと考えたことがありました。しかし、処方された量は守るべきであると思っていましたし、素人の憶測で変えるのはよくないとも考えていました。

今まで感じていたことの理由が説明されたような気がしますし、個人によって症状の違いが「丈夫」などといった言葉以外で納得できるものが得られました。これから自分が医療を受けるにあたり、意識といいますか、受け方が変わるような気がします。少なくとも完全に受身にはならず、考えるようにはなると思います。

性別によって最適な医療は異なるんですって!!!!


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