ナルコレプシーです、お見知りおきを

世界で日本人が一番多い過眠症、ナルコレプシーに関係あること、ないこと。

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ナルコレプシーの「現実感の強い夢」とは

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睡眠が正常な人よりも夢を見やすい病気、悪夢を見ることが多い病気、ナルコレプシー

ナルコレプシーについて記載しているサイトではよく「悪夢を見ることが多く、それは現実感の強いものです」といった類の文面をよく見かけます。けれどもその「現実感の強い夢」がどんなものかを詳しく記載しているところは、私が巡った限りではまだ見つけられていません。

「現実感の強い悪夢」を見ることもよくありますが、今回は悪夢に限らず「現実感の強い」についてを焦点につづります。

 

 

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目次

 


夢は何故見るのか

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まず夢はどんなときに見るのか。

  • レム睡眠 → 身体は寝ているけれども、脳は起きている【夢を見る方
  • ノンレム睡眠 → 身体も脳も寝ている

 

睡眠が健康な人

ノンレム睡眠【熟睡】から始まり、就寝8時間の間に4~5回レム睡眠とノンレム睡眠を入れ替える周期。

ナルコレプシー

入眠直後にレム睡眠(夢を見る方)から始まることが多い。その後のレム・ノンレム睡眠周期は一般とあまり変わらないが、中途覚醒(就寝途中で目が醒める)ことが多い。

夢を見るのは、レム睡眠

一般的にみんなレム睡眠時は毎回夢を見ています。けれどもノンレム睡眠【熟睡】に変わると忘れてしまいます。起床前の最後の睡眠がレム睡眠ですと、覚えていられることもあるようです。

ナルコレプシーは中途覚醒をしやすい病気でもあるため、一般の人と比べて夢を見たと覚えている回数が多くなる理由の一つです

熟睡できていないとなおさら起床時に覚えている夢が増えます。

(※2016年6月4日 追記

レム睡眠だけでなく、ノンレム睡眠でも夢を見るという情報を確認しましたので補足します。

レム睡眠 ⇒ ストーリー性のある夢。情動性があり、悪夢になることもある

ノンレム睡眠 ⇒ 脈絡がなく、感覚体験のようなおぼろげな内容)


現実感が強いってどんなもの

ここからが本題です。

単純には漢字のままなんですけども、それだけではこの記事が終わってしまうのでもう少しつづります。実際に体験していないと、この文字だけではピンとこないと思いますので。

どう現実感が強いのか

私が実際に体験している【現実感が強い】ものは大きく分けて2種類です。

  1. 今見ているものが夢か、現実か迷うというもの
  2. 夢に出てきた自分の周囲にいる人物に覚醒後に確認するまで現実だと思っているもの

 

1番:これまで夢を見ているときに、迷ったものは夢でした。その場合、見ている最中、自分でも90%over夢だと思っているんです。それでも残りの現実の可能性を疑いたくなるものを見るんです。

2番:確認するまでは現実にあったと思っている場合は、例えば

  • 活動の途中に眠ってしまっていて、眠ったことに気づかずに現実の続きをしている夢を見る
  • 自分が眠っているところに実在の人が現れて、不自然ではない会話をする

など

誰かに聞くことが出来ないけれども、夢か眠っている間に実際に起きていたのかわからないときは、状況証拠から推理したときもありました

1と2の間の「夢を見ている最中は現実だと思っているけれども、起きて夢だったと気づくもの」もありますが、ここでは割愛します。


現実感が強い理由 (主観的推測)

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理由1:現実と同じように五感がある。

たいていの「夢」は視覚、聴覚はあると思います。ナルコレプシーを患っていてよく見る夢では 色彩があるだけでなく、触覚、味覚、嗅覚もあります。ついでに言うと痛覚もあります

なのでよく聞く「ほっぺをつねって、痛いからこれは現実だ」という思考には当てはまりません。痛くても夢のときもあります

かつて後頭部を鈍器で殴られる夢を見たときも、激しい痛みを感じました。起きてしばらくもまだ痛みは残っているくらいです。

触覚、痛覚だけでなく温度も感じます。何かを食べればその味がします。自転車に乗れば風を感じます

実際の身体はベッドで眠ったままであるにも関わらず


理由2:現実の活動の延長をしている夢を見る

日中眠くて居眠りしてしまったとき、現実の続きをしている夢を見ることもあります。この場合は特に夢だと気づきませんいつ眠ったのかわかりません

五感も、周りの状況も、自分の中だけでは何も変わっていませんもので

起きたときにさっきまで行っていたはずのものがなくて、毎回不思議に感じます。何回経っても慣れません。

直に夢をみていたのだと気づきます。


理由3:夢のような「夢」を見ることもある

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このような「現実感の強い夢」は、毎回な訳でもありません。何かを触っても触覚も何も一切ない、おそらく一般的な「夢」と呼ばれるものも見ます。

つまりナルコレプシーは現実とそんなに変わらない、「五感を鮮明に感じる夢」と、「五感が不完全な夢」の両方を見るんです。

「夢のような夢」を知っているからこそ、「現実のような夢」が現実なのか、夢なのか、少なくとも眠っている間中は判断出来なくなってしまう・・・・と思われます。

 

 

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おわりに

今思いつく限りで、文章としてつづれるものは以上になります。

究極論は「なんか現実っぽいんだよ!リアルなんだよ!!」と熱弁したいものです。しかしそれでは私が目指すところに終着できないもので。

上記に記載したもの以外にも、説明づけられるものがないか、これからも思考していきます。

一般的には大人になると夢を見る頻度は低くなるそうです。私はまだ子供と言われる14歳でナルコレプシーを発症していると思われるので、その子供と大人の夢の境目がよくわかりません。確かに、周りの大人に聞いてみると「夢は久しく見ていない」と言っている人が多いと感じます。

「夢」ってそんなにレアなものだったなんて・・・!! 私が感じている世界とは随分な違いがあっただなんて。

 


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