ナルコレプシーです、お見知りおきを

世界で日本人が一番多い過眠症、ナルコレプシーに関係あること、ないこと。

1週間が長く感じる2つの理由

f:id:ri_tc:20161207044129j:plain

2016年も師走になりました。 今年もイルミネーションが随所で見られます。この時期になると「もう12月か」「1年はあっという間だね」などと言っているのをよく耳にします。そんなに時間が過ぎるのは早く感じるのでしょうか。それとも言っているだけなんでしょうか。

私はここ数年、1年が早いと思えなくなりました。どちらかというと遅く感じます。梅雨が過ぎるのは遅いですし、忙しい時期がくるとそれが永遠のようにも感じます。その理由の大部分は以下のことによります。

 

スポンサーリンク

 

 


目次

 


全てはナルコレプシーであることが理由

※この意見は全ての同士に当てはまる訳ではありません。筆者の主観が全面的に出た内容です。

 

1、何度も寝落ちる

そのため1日でも3日くらい経ったように感じる

過眠症だと自覚してからは意思に反して寝落ちる回数は極めて少なくなりましたが、長く起きていられないのは変わりません。現在進行形で投薬治療をしていないので、一日の中で仮眠をとる時間帯をスケジュールに組み込んで生活しています。そのため、1日は1日で済まないのです。過眠症だと気がつかなかったあの頃も、今も、眠った回数分、日付が過ぎたような気になるのです

 

 

2、夢を異常な回数見る。

加えて、見る夢は現実感の強いものが多く含まれる

最低でも仮眠した回数分は夢を見ます。就寝中ですと、一晩で平均して3種類程度は見ます。夢を見る度に違う出来事が繰り広げられているのです。

 

現実感の強い夢とは、色彩豊かで、五感のある夢です。

 

 

+αの弊害

自分の年齢や時間軸が分からなくなる(ことがある)

f:id:ri_tc:20161207113943j:plain

未だに学生時代の夢を見ます。若いものだと中高生時代です。また、数年前、数カ月前など記憶の追体験の夢もよく見ます。夢の中は現実感が強いだけでなく、メタ認知が出来ないため、見ているものが現実と信じて疑わない訳です。つまり夢の中の自分が現在の自分なのだと錯覚してしまうのです。(流石に起きると「夢だった」と思い出しますがね)

 

メタ認知とは→*1

 

さらに、現実で覚醒しているときの私は、自分の歳を数えるのをやめました。20歳越えた辺りから心が拒否し始めたようです。

 

これらの理由より、真面目に、自分がいま何歳なのかをよく忘れます。友人に言われて「そういえば」と思い出すことは何度もありました。

年齢を忘れていると公的書類を書くときに悩むんです。本当に毎回。現在の年月を確認して、それに 足し引き算をして導きだします。公的じゃないときは適当です。

 

年齢を訊かれて、いつも即答している父親のことが不思議でした。自分にはそれが出来ない理由を考えた結果、考察したことです。

 

 

 


おわりに

「大切なのは今だよ!!!!」とJ-POPの歌詞に出てきそうな信条を持っている私ですが、残念なことによく「今」を見失います。 睡眠によって多くの時間を犠牲にしているけれど、1週間がとても長く感じるのです。なんて矛盾に満ちた世界。

 

過去の記事でも書きましたが、一泊二日旅行が一泊に感じられないくらい、私の意識は何度も時空をさまようのです。

  真夜中、ぼくはいったいどこにいるのか、ぼくとはだれなのかもわからなくなっている。ぼくはただ、いる、ということだけしかわからない。動物の体のなかでぶるぶる震えているような感覚しかなく、ほらあなに住む大昔の人間よりも、何も持っていない。けれど、住んだことのある場所や、訪れたことのある場所といった記憶が、ゆっくりと戻ってきて、自分がだれかもわからない虚無から、ぼくを救い出してくれる。そして石油ランプが見え、折襟シャツの影が見え、ああ、ぼくはぼくだと理解する。

引用:『失われた時を求めて 全一冊 / 角田光代・芳川泰久 編訳』

 

スポンサーリンク

 


関連記事

不眠に対して過眠は軽く思われる傾向があるのです。 

どこでも眠るので冬によく風邪をひく。ナルコレプシーの私。

 

「気合い」への信仰を人に押し付けるのはやめてもらいたい

ナルコレプシーでも「起きていられる時間を伸ばすため」に実践している4つのこと

 

 

*1:

メタ認知(メタにんち)とは認知を認知すること。 人間が自分自身を認識する場合において、自分の思考や行動そのものを対象として客観的に把握し認識すること。 それをおこなう能力をメタ認知能力という。

メタ認知 - Wikipedia

 睡眠中は大脳の一部の働き低下により、コレができなくなり、過去を思い出すこともできない。